思い付きお肌の対処法はご用心。

みなさん、こんにちは。
梅雨真っ盛りですね。お元気でお過ごしですか。

思い返せば5月に数日間の30℃越え。その後は連続の冷え込み。体調も崩れがちになりますよね。くれぐれもご自愛くださいね。

さて、5月の30℃越えを体感して僕は夏を想像しました。
「エジプトのカイロのように7月、8月は東京でも40℃越えになるのでは!?」と。
たしかにここ数年、日本各地では夏の40℃越えはちょいちょいあります。それがさらにヒートアップするのでは!? と戦々恐々です。

夏の暑さの恐怖に怯えながら、同時に大きく変わる地球の環境を感じざるを得ません。
環境が変わるということは、肌への影響も変わるということ。紫外線量はもちろん、大気汚染などによって多大な負荷が肌にかかる、いや、かかっているということですよね。
自分たちが子どものころの夏とは違う、目に見えない化学物質などの影響を受けているかもしれません。

そのようなことも手伝ってか、突然肌が荒れるときがありませんか? 
女性であればホルモンサイクルがあるのでそういう状況は時々あることでしょう。
でも、僕も「あれ、今まで使っていた化粧品が合わなくなった」「肌がガサっとする」、そう感じることが時折起こるんです。もしやこれは環境変化が肌に与えた影響では‥‥‥と。
環境変化と切実に向き合わなくてはいけない時期が来ているのかもしれません。

今までであれば、「ちょっとした肌荒れなら2,3日で治るだろう」と、そのままにしていたり、「ローションパックをして保湿すれば、もとの肌に戻るだろう」と、自己流の思いつきで対処していたような。でも、この環境変化を軽視するのは危険! そういうときこそ、プロの診断が大切、自己診断でさらに肌状態が悪化したら‥‥‥さらなる恐怖の誕生です。

専門医のいる病院やクリニックで診察を受け、軟膏などを処方してもらうのが安心でしょう。
これだけ環境変化が激しいのだから、今までと同じ思いつきの肌への対処はやめたほうがいい、そんな世の中ですよね。

文:植松晃士 / Uematsu Koji

数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。 TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

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