美の基準も変化の時代

みなさん、こんにちは。

過ぎはしましたが、ひな祭り、ひな人形などから女性の皆様におかれましては少女時代を懐かしく思いつつ、
失ったもの、変わらないもの、手に入れたもの……自分への称賛と懺悔と、
いろいろな思いを巡らせていただきたい3月なのでございます。

さて、美容面で最近気になるのが『美尻』です。
たしか半年ぐらい前は『腹筋女子』だったでしょ? でも今は美尻。
これは完全に日本のビューティも欧米化してきているってことだと思います。
腹筋女子にボリュームのあるヒップって、日本人女性の従来のあるべき姿とは違うじゃない?

だって昔は、『和尻』といって、少し平たくハの字に下がったお尻が
日本人女性のお尻の形という認識だったと思うの。
この形のお尻だからきものが似合うとも言われていました。

さて、『腹筋女子』までは一時のブーム?って思っていたのですが、
『美尻』という豊かなお尻が注目されるようになって、この欧米化ぶりにびっくりしているのです。

つまりこれは、日本でも目指す美の基準も変化しているということ。
ということで、見た目偏差値は高めたいもの。
せめて平均値にはいたいもの。なんだったら「平均よりちょい上」って思うのが、
人の心よね?

年齢に応じて平均値って変わると思うんですよ。
年齢に抗うということではなく、程よいナチュラルさを目指すと、
より健やかに過ごせるのではないとかいう、春3月。

そんな志をお持ちの方にはメディカルトリートメントに!

文:植松晃士 / Uematsu Koji

数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。 TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

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